機械やコンピューターに対して操作権限を取得することをログインとかサインインといいますが、画像検査装置のインターフェースを作っていてどっちの言葉がいいのか迷った。
いつもはログインという言葉が一般的だろうと使用していたが、この言葉のほんとうの意味は海に丸太を投げ入れるという意味らしい。
昔の大航海時代、航海日誌をつけるとき船速を調べるために丸太を海に投げ入れた。
このことから履歴をつけ始めることをログインと呼ぶようになり今に至るそうな・・・
サインインは言葉の通り決められたサインを使い認証を得るもので結局今回はこちらを採用している。
ログインのほうが一般的なのは語数が少ないからと、サインインはインが2回入っているから言いにくいせいだと思うが・・・
しかし言葉は生き物なので、結局意味が違っても認知度によりそれが正解になる。
ホームページなども本当はブラウザーを起動した時に最初に表示されるページを示す言葉であり、今では自分が持っているサイトを表す言葉となっている。
これは多分最初にIBMが発売し(現在はJustSystemが引き継いでいる)、メジャーなサイト制作ソフト「ホームページビルダー」の影響が大きいような気がする。
どうも言葉の本来の意味と違う言葉というのは日本語にも非常に多いが気持ちが悪い。