---IDS CMOS camera, uEye industrial camera USB 3.0 CP, high resolution, extremely sensitive, incredibly fast
今までマシンビジョンシステムを組む際にはカメラとPCのインターフェースとしてフレームグラバーを使用していた。
これは自分の所属していた会社がフレームグラバーメーカーという事もあり、本当はUSBやGeiEの様なフレームグラバーレスに興味があった。
システムとして部品点数を減らすことは原価が下がるだけではなく、故障率を下げることにもつながり必須事項だと考えています。
そこでフレームグラバーレスのカメラを探していたところ・・・古巣の会社が代理店をしていました(知らなかった)・・・orz
ドイツiDS社のuEyeシリーズというカメラで自分が思い描いていた理想のカメラ要件をほぼ満たしている。
要件

  1. ラインナップ
    モノクロ、カラー、低解像度、高解像度、防水・防塵等々ラインナップが非常に広い。
    しいて言えばUVやIRなどもあるとよかった。
  2. 使い方が簡単
    SDKやドライバーをインストールしてカメラを接続すればとりあえず使える。
    カメラ設定などは設定ソフトから行うためカメラ設定の画面を作る必要がない。
  3. 外部IO
    カメラにトリガ信号とストロボ信号端子があり、クリティカルなタイミング制御が可能。

GigEでPoE(Power over ethernet)を使用する場合はPoE対応GigEカードを使用する必要があり(やはりジャンクションは部品点数の関係で使いたくない)、これではフレームグラバーと変わらないのではと思うが、GigE化のメリットとして標準100m伝送の効果は大きい。
現在提案中のカメラ4台で工場内特定箇所の監視装置にはこのカードを使う予定。
4ポートも使わずにハブを使えればいいのですが、ハブはトラフィックの衝突が起こり転送レートの遅延が発生するので直結するのが望ましい。
とにかく当社としては強い味方になりそうです。

ps:どうやら本カメラ、WindowsRuntime(ストアアプリ)には対応してないようです。
ライブラリを組み込んで初期化をかけるとdllが見つからないというエラーが出る・・・(。´・ω・)?
WindowsRuntimeはファイルアクセスが厳密だから?
サポートに聞いてもサポート対象外とのこと・・・orz