パソコンなどでボタンなどをクリックした時、それらはPLF動作をしています。
PLFとは立ち下がり動作のことで、マウスのボタンを離した時に動作が確定します。
この逆がPLSで立ち上がり動作です。
OSにより挙動は微妙に異なるのですが、大体は間違えたところをクリックしても、そのままボタンを離さずにズラしてから離すと動作がキャンセルになります。
自分がよくやってるスマホクイズゲームの「黒猫のウィズ」などは、誤ったところを選択してもズラして指を離すことで、離したところが確定されます。
ボタンを押した時に反応するか、ボタンを離した時に反応するか、こういったこともUI(ユーザーインターフェース)の重要なテーマです。

そしてPLS動作の代表格としては機械などを緊急停止させる非常停止ボタン。
これはとにかく即応しなければいけないので触れた瞬間作動します。
しかもB接点という常時通電していて、スイッチを押すことにより回路が切断され反応するというフェイルセーフ機構。
たかがスイッチといえど奥が深い。

また、接点スイッチなどは押す毎に接点が研磨され接触不良を防ぐ効果も・・・きりがないな